【EDHデッキ紹介】≪カーの空奪い、プローシュ≫デッキ

こんにちは、トーマスです
先日EDHとは何ぞや?という事についての記事を書きましたが、今回からは「具体的にどのような構築やデッキが使われているのか?」という事についても触れていきたいと思います。

手始めに僕の使っている、≪カーの空奪い、プローシュ≫を統率者としたデッキを紹介したいと思います

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カーの空奪い、プローシュ(3)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
あなたがカーの空奪い、プローシュを唱えたとき、《カー砦のコボルド/Kobolds of Kher Keep》という名前を持つ赤の0/1のコボルド(Kobold)・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xはカーの空奪い、プローシュの唱えるために支払われたマナの点数に等しい。
他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:カーの空奪い、プローシュはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

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1.コイツはどんなクリーチャー?
見ればわかると思いますが、プローシュは「唱えた」段階でトークンを生成します。
つまり、青の≪対抗呪文≫などでプローシュ本体が打ち消されてしまっても、最低限トークンは場に残すことができるということです。(mtgでは「唱えた」段階で能力を発揮するものと「戦場に出た」段階で能力を発揮するものがある。)

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包囲サイなどの「戦場に出たとき」能力を発揮するものは、打ち消されてしまうと能力を発揮できない。

つまりプローシュは最低限唱えた段階で地上のブロッカーをたくさん生成してくれる頼もしいクリーチャーなのです。
また、それら呼び出したトークン等の他のクリーチャーを生け贄にすることによって、自身のパンプを行うことができます。統率者ダメージを21点通せば勝利できるため、コンボを通せなくても自身で強引に勝利をもぎ取りにいけるポテンシャルもあるのです。

2.どんな戦い方をするの?
まず大きな勝ち筋としては、≪謎の石の儀式≫や≪歓楽者ゼナゴス≫、≪ガイアの揺籃の地≫などでクリーチャーの数を利用してビッグマナを生み出し、そこから≪ドラゴンの嵐≫につなげていくというものがあります。

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多くクリーチャーをコントロールしているほど沢山マナを生んでくれる3枚。
ここから・・・

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ドラゴンストームへ!!

≪ドラゴンの嵐≫は普通に唱えれば9マナでデッキから1体ドラゴンを呼び出すだけ・・・というやや微妙な性能なのですが、ストームという特殊な効果を持っています。
ストームとは、『そのターン中にストーム呪文を唱える前に唱えられた呪文の数だけストーム呪文をコピーする』という能力です。つまりなるべくたくさん呪文を唱えてから≪ドラゴンの嵐≫を唱えると爆発的な威力になるということですね!(ストーム4で唱えた場合にはデッキからドラゴンが5体呼べる!)
ストームを増やすために1マナで唱えられる軽い呪文や、マナを増やす呪文が多く搭載されています。

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瞬間マナ加速呪文は、統率者を素早く唱えるのにも役立つ


これでカーサス(速攻を付与)、若アタルカ(二段攻撃付与)、山背骨のドラゴン(与えたダメージ分カードを引ける)、雷口のヘルカイト(敵の飛行クリーチャーを無力化)などの強いドラゴンを次々召喚して一気に勝つのがこのデッキのメインの動きです。

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ふつくしい・・・

たとえ≪ドラゴンの嵐≫が狙えなくても、≪獣使いの昇天≫などでトークンをパワーアップさせて殴りかかるという戦略も取れます。
また≪ドラゴンの嵐≫サポートのために入っているマナ加速呪文で直接ドラゴンを呼び出すというゴリ押し的手法も取れるのがポイントです!

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プローシュを通常の方法で唱えた場合、呼び出せるトークンは6体。プローシュ+トークンの攻撃で、≪獣使いの昇天≫のパンプ条件をやすやすと満たすことができます。
ブロッカーがいなかった場合これだけで40点を通すことができる。つよい(確信)


・・・以上がこのデッキの説明となります。
統率者デッキはこのようなビートダウンデッキの他にも、凶悪なコンボ戦略で勝ちをもぎ取るコンボデッキ等様々なタイプの構築があります。
友人とワイワイ遊べる統率者戦、いかがでしょうか。