【遊戯王】@イグニスター入門 デッキ紹介・解説編
最近はずっと学祭準備に追われている会長です。
先日@イグニスターの体験会に行ってきたのでそこで感じたこととサンプルデッキレシピ、展開例について書きました。
前回の記事はこちら↓
体験会の感想
私は【@イグニスター】を、スタッフの方は【カラクリ】を使用しました。【@イグニスター】は先攻で妨害を構えることができないため後手を選択し、相手は先攻1ターン目で《カラクリ大権現 無零武》+《借カラクリ旅籠蔵》の構え。こちらは初手に《ピカリ@イグニスター》と《アチチ@イグニスター》を握っており万全の態勢だったものの、《イグニスター Aiランド》を初手に握っていなかったため《借カラクリ旅籠蔵》の効果無効をケアできず、そのまま押し切られて負け。
@イグニスターの体験会に行ってきたのですが、体験会用のハーフデッキだと《借カラクリ旅籠蔵》の1妨害すら超えられなかったです
— 法政大学TCGサークル~Ravine~ (@HOSEI_Ravine) 2019年10月5日
動きが完全に《イグニスターAiランド》依存なので、そこに対する妨害のケアが必須です
(会長)
- 動きが完全に《イグニスターAiランド》に依存しているため、そこに向かって妨害を当てられると厳しくなる。特に、【真竜】対策としてサイドデッキに採用されることのある《コズミック・サイクロン》を当てられると目も当てられない。
- 妨害1枚で動きが止まってしまうので、手札誘発を止められる《墓穴の指名者》は欲しいと感じた。サイドデッキから投入される《原始生命態ニビル》の対策のための《抹殺の指名者》、【転生炎獣】【サブテラー】等の対策として《レッド・リブート》の採用もあわせて検討する必要がある。
- 展開に妨害がないor妨害をケアできれば後攻1キルは難しくない。1:n交換で盤面のリソースを一気に剥がせる部分は強い。
というのが率直な感想です。
【転生炎獣】が毎ターン安定して一定の妨害を構えるのに対し、【@イグニスター】は毎ターン安定して一定の除去を構える、いわば「逆転生炎獣」みたいな感じです。
環境入りするのは正直難しそうですが、フリー対戦で使う分には楽しいと思います。
サンプルデッキレシピ
モンスター
《ドシン@イグニスター》 2
《ヒヤリ@イグニスター》 2
《アチチ@イグニスター》 3
《ブルル@イグニスター》 3
《ピカリ@イグニスター》 3
《ドヨン@イグニスター》 2
《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》 1
《灰流うらら》2
《幽鬼うさぎ》 1
《屋敷わらし》 1
《増殖するG》 3
魔法
《イグニスターAiランド》 3
《Aiラブ融合》 1
《Aiの儀式》 1
《Ai打ち》 1
《Aiドリング・ボーン》 2
《テラ・フォーミング》 1
《サイバネット・マイニング》 2
《墓穴の指名者》 3
《ハーピィの羽根帚》 1
罠
《無限泡影》 2
EXデッキ
《リングリボー》 2
《ブルートエンフォーサー》 1
《サイバース・ウィキッド》 1
《ダークナイト@イグニスター》 2
《ファイアフェニックス@イグニスター》 1
《トランスコード・トーカー》 1
《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》 1
《アースゴーレム@イグニスター》 1
《ウィンドペガサス@イグニスター》 2
《サイバース・クアンタム・ドラゴン》
《ライトドラゴン@イグニスター》 2
※赤文字は新規カード
《ドンヨリボー@イグニスター》《Aiシャドー》は使いにくかったので不採用です。
手札誘発で相手の先攻展開を中途半端にし、後手で1キルすることを意識した構築にしました。
回し方
【@イグニスター】は先攻1ターン目の妨害や耐性がない分除去が多いので、、相手の先攻展開を手札誘発で止めつつ後手で1キルすることになります。
《ダークナイト@イグニスター》のリンク先に出した《ライトドラゴン@イグニスター》《ウィンドペガサス@イグニスター》で相手の盤面を壊し、それらを素材に出した《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》の攻撃力8000で直接攻撃してライフを取ります。
展開例
注:後攻選択のため6枚スタート
展開例1
初手
《ピカリ@イグニスター》《アチチ@イグニスター》《灰流うらら》《ハーピィの羽根帚》《墓穴の指名者》《無限泡影》
- 《ピカリ@イグニスター》を通常召喚し、《イグニスターAiランド》をサーチ。
- 《リングリボー》をリンク召喚。
- 《イグニスターAiランド》を発動し、効果でアチチ@イグニスター》を特殊召喚。《アチチ@イグニスター》の効果で《ドヨン@イグニスター》をサーチ。
- 《サイバース・ウィキッド》をリンク召喚。
- 《サイバース・ウィキッド》のリンク先に《ドヨン@イグニスター》を特殊召喚。《サイバース・ウィキッド》の効果で《アチチ@イグニスター》を除外し《ブルル@イグニスター》をサーチしながら《ドヨン@イグニスター》の効果で《ピカリ@イグニスター》を回収。
- 《サイバース・ウィキッド》《ドヨン@イグニスター》で《トランスコード・トーカー》をリンク召喚。
- 《イグニスターAiランド》の効果で《ピカリ@イグニスター》を《トランスコード・トーカー》のリンク先以外に特殊召喚。
- 《トランスコード・トーカー》の効果で《サイバース・ウィキッド》を特殊召喚し、《トランスコード・トーカー》《サイバース・ウィキッド》《ピカリ@イグニスター 》で《ダークナイト@イグニスター》をリンク召喚。
- 《イグニスターAiランド》の効果で《ダークナイト@イグニスター》のリンク先に《ブルル@イグニスター》を特殊召喚し、任意の@イグニスターを墓地へ。《ダークナイト@イグニスター》の効果で墓地から《ピカリ@イグニスター》《ドヨン@イグニスター》を特殊召喚。
- 《ブルル@イグニスター》と《ピカリ@イグニスター》を素材に《ウィンドペガサス@イグニスター》をシンクロ召喚。《ブルル@イグニスター》の効果で《ピカリ@イグニスター》を蘇生。《ウィンドペガサス@イグニスター》の効果で魔法罠を4枚まで破壊。
- 《ピカリ@イグニスター》と《ドヨン@イグニスター》で《ライトドラゴン@イグニスター》をエクシーズ召喚。《ライトドラゴン@イグニスター》の効果でモンスターを3枚まで破壊。
- 《ダークナイト@イグニスター》《ウィンドペガサス@イグニスター》《ライトドラゴン@イグニスター》で《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》をリンク召喚。カウンターが2つ乗るので攻撃力8000で直接攻撃。
展開例2
初手
《ブルル@イグニスター 》《イグニスターAiランド》《Aiドリング・ボーン》《Ai打ち》《屋敷わらし》《サイバネット・マイニング》
- 《Aiドリング・ボーン》をコストに《サイバネット・マイニング》で《アチチ@イグニスター》をサーチ。
- 《アチチ@イグニスター》を通常召喚し、《ドヨン@イグニスター》をサーチ。
- 《リングリボー》をリンク召喚。
- 《イグニスターAiランド》を発動し、効果でドヨン@イグニスター》を特殊召喚。《ドヨン@イグニスター》の効果で《アチチ@イグニスター》を回収
- 《サイバース・ウィキッド》をリンク召喚し、素材とした《ドヨン@イグニスター》の効果で墓地の《Aiドリング・ボーン》を回収。
- 《サイバース・ウィキッド》のリンク先に《アチチ@イグニスター》を特殊召喚し、《ドヨン@イグニスター》を除外し、《ブルル@イグニスター》をサーチ。
- 《サイバース・ウィキッド》《アチチ@イグニスター》で《トランスコード・トーカー》をリンク召喚
- 《イグニスターAiランド》の効果で《ブルル@イグニスター》を《トランスコード・トーカー》のリンク先以外に特殊召喚。《ブルル@イグニスター》の効果で《ピカリ@イグニスター》を墓地へ送る。
- 《トランスコード・トーカー》の効果で《サイバース・ウィキッド》を特殊召喚し、《トランスコード・トーカー》《サイバース・ウィキッド》《ブルル@イグニスター 》で《ダークナイト@イグニスター》をリンク召喚。
- 《Aiドリング・ボーン》で《ダークナイト@イグニスター》のリンク先に《ブルル@イグニスター》を特殊召喚。《ダークナイト@イグニスター》の効果で墓地から《ピカリ@イグニスター》《アチチ@イグニスター》を特殊召喚。
- 《ブルル@イグニスター》と《ピカリ@イグニスター》を素材に《ウィンドペガサス@イグニスター》をシンクロ召喚。《ブルル@イグニスター》の効果で《ピカリ@イグニスター》を蘇生。(《ピカリ@イグニスター》の効果で「Ai」魔法罠をサーチ可。)《ウィンドペガサス@イグニスター》の効果で魔法罠を4枚まで破壊。
- 《ピカリ@イグニスター》の効果で《アチチ@イグニスター》のレベルを4にし、《ライトドラゴン@イグニスター》をエクシーズ召喚。《ライトドラゴン@イグニスター》の効果でモンスターを3枚まで破壊。
- 《ダークナイト@イグニスター》《ウィンドペガサス@イグニスター》《ライトドラゴン@イグニスター》で《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》をリンク召喚。カウンターが2つ乗るので攻撃力8000で直接攻撃。
難しそうに見えますが、どの展開例においてもやっていることは「《ダークナイト@イグニスター》のリンク先に《ブルル@イグニスター》と《ピカリ@イグニスター》を含む3体を出す」ことなのでそれたけ覚えればOKです。
まとめ
現状先攻を取らされると何もやることがないので、先攻で妨害できる新規がほしいというのが本音です。
未OCG化もまだまだあるので、その効果によっては環境入りする可能性は十分にあります。
@イグニスター楽しいからみんな組もうね!!
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