【遊戯王】「デッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズ」雑感1 全体&「無限起動」編

どうも、最近架空デュエルにハマったドラグナーです。
もう1度AviUtl勉強しなおそうかな…

年明け前にもう1デッキ紹介するとか言ってた気がしますが、レシピ画像を紛失したので没になりました。期待していた方が居たら申し訳ないです。
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さて、先日ドカンと「ウィッチクラフト」が公開され、更に今日から各店舗で「ウィッチクラフト/呪眼」デッキ体験会が開催される「デッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズ」について、雑感をつらつらと書いていこうと思います。

ガチ環境でどうの、といった分析をするつもりはないので、興味のない方はブラウザバック推奨です。
あと、公開されてる全新規カードにコメントしてるので、無茶苦茶長いです。
ページ3つ使って、「無限起動」ウィッチクラフト「呪眼」に分けて書いてます。
 

 



・パック全体について
従来のデッキビルドパックは、既存テーマ1種+新規テーマ2種で計3種のテーマが収録されていましたが、今回は3種とも全て新規テーマで、内1種が特定の種族・属性全体に関連するテーマという異色の構成となっています。

・「無限起動」雑感
新テーマの1つ「無限起動」は、上述の、特定の種族・属性全体をサポートするテーマです。
そのサポート対象は、「機械族・地属性」です。
「機械族・地属性」の他のテーマには、「列車」「マシンナーズ」「クリフォート」、「超重武者」「古代の機械」「ブンボーグ」「SDロボ」「ガジェット」「カラクリ」「ギアギア」と数多くのテーマが存在します。(2019年2月現在)
そのため、多くのテーマが強化されると予想されます。
また、擁するXモンスターの素材にレベル以外の指定が無いので、各ランク帯の強化にもなっています。

「無限起動」そのものの動きとしては、奇数ランクのXモンスターと、Xモンスターを素材に要求するリンクモンスターを繰り出して、パワーで相手を圧倒するのが主戦術となりそうです。
下級モンスターが他の機械族モンスターとレベルを合計値に合わせる共通効果を持っている点と、Xモンスターがリンクモンスターをリリースする事で蘇生できる共通効果を持っている点が特徴的ですね。

以下、「無限起動」カードの個別雑感です。(カード情報は遊戯王wikiより引用)

-《無限起動ハーヴェスター》
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻   0/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「無限起動ハーヴェスター」以外の「無限起動」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカード以外の自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードは、ターン終了時までその2体の元々のレベルを合計したレベルになる。
cipでデッキから「無限起動」を1枚手札に加える効果と、機械族モンスター1体と自身でタンホイザーゲート》する効果を持っています。
《無限起動ロックアンカー》からssして、デッキの☆5「無限起動」をサーチしてss、高ランクのXモンスターに繋げるのが「無限起動」の初動のようですね。


-《無限起動ロックアンカー》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「無限起動ロックアンカー」以外の機械族・地属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):このカード以外の自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードは、ターン終了時までその2体の元々のレベルを合計したレベルになる。

個人的に今弾最注目カードだと思ってる1枚。
cipで手札から機械族・地属性をssする効果と、機械族モンスター1体と自身でタンホイザーゲート》する効果を持っています。
☆4なので【ガジェット】などの機械族・ランク4を使用するデッキで《ブリキンギョ》のような使い方ができるだけでなく、それらのデッキでランク8を出せる様になります。
これは《廃品眼の太古竜》が日の目を見るかも…?
また、効果発動後に何らかの制約がかかるわけではないので、自身と機械族チューナーのレベルを引き上げて、「アルティマヤ」系列を呼び出すのも面白そうです。
《ロックアンカー》《スクラップ・リサイクラー》をssして《ジェット・シンクロン》を墓地へ送って蘇生、《ハリファイバー》経由でssした機械族チューナーと《ロックアンカー》《ツィオルキン》が出せるのは実用性のあるルートじゃないかな、と思います。


-《無限起動キャンサークレーン》

効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻2100/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの機械族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分の墓地から機械族モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「超接地展開」1枚を手札に加える。

機械族・地属性モンスターをリリースして手札からssできる☆5「無限起動」共通効果と、墓地の機械族を除外して、新規の「RUM」みたいなカードをサーチする☆5。
ランク5の素材にしたり、《ロックアンカー》と共にランク9の素材になるのが仕事になると思います。
サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の素材になれる他、サイバー・ドラゴンネクステア》で蘇生できるステータスを持つので、「サイバー・ドラゴン」カテゴリーとは妙にシナジーがあります。サイバー・ドラゴンには採用されませんでしょうけど。


-《無限起動ドラグショベル》

効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1500/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの機械族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分の墓地から機械族モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「超信地旋回」1枚を手札に加える。

《無限起動キャンサークレーン》の、《超信地旋回》をサーチするバージョン。
守備力が2100なので、こちらもネクステア》に対応していますね。
《キャンサークレーン》とは、サーチ先で使い分けることになりそうです。
《超信地旋回》ってサーチしてまで使いたいカードではない気がしますが…


-《無限起動トレンチャー》

効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻 500/守2400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの機械族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、
「無限起動トレンチャー」以外の自分の墓地のレベル5以下の「無限起動」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

機械族・地属性モンスターをリリースして手札からssできる☆5「無限起動」共通効果と、墓地から自身を除外して、☆5以下の「無限起動」を蘇生する効果を持っています。
《ハーヴェスター》でサーチしてきてss、自身をリリースして他の☆5「無限起動」をss、自身の効果で《ハーヴェスター》を蘇生してからの《コロッサルマウンテン》のX召喚という流れで運用できますね。
蘇生効果で《ロックアンカー》をssするのも強そうです。


-《無限起動スクレイパー

効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻2200/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの機械族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の機械族・地属性モンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

機械族・地属性モンスターをリリースして手札からssできる☆5「無限起動」共通効果と、墓地効果で機械族・地属性限定の《貪欲な壺》を行う効果を持っています。
「無限起動」に《貪欲な壺》を採用したくなるほど墓地が肥える気がしませんが、「無限起動」単体では純粋にアドバンテージが稼げる貴重な効果ではあります。
「超重武者」とかとの混合構築で活きる効果ですね。



-《無限起動リヴァーストーム》

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/地属性/機械族/攻2500/守 500
レベル5モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから機械族・地属性モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの機械族リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。

「無限起動」のランク5。
素材を取り除いて機械族・地属性をサーチor墓地へ送る効果と、倒した相手を素材として吸収する効果、自分の機械族リンクモンスターをコストに守備で蘇生できる効果を持っています。
吸収と蘇生は、「無限起動」Xモンスターの共通効果のようです。
要するにでっかい《ギアギガントX》
2/14現在判明しているカードからして、コイツが起点になりそうです。
素材が何でもいいから、悪いことできそう。


-《無限起動コロッサルマウンテン》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/地属性/機械族/攻2100/守3100
レベル7モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの機械族リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。

「無限起動」のランク7。
素材を使って攻撃力を上げる効果と「無限起動」Xモンスターの共通効果を持っています。
ランク7としては、最高打点の《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》3300に次ぐ3100に到達できるモンスターなので、ランク7の事実上の最高打点として活躍できるかもしれないですね。
同じく高打点な《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》とは種族・属性やPかどうかで使い分けることになりそうです。
地味に守備力も《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》の3300に次いで2番目に高いランク7だったりします。


-《無限起動アースシェイカー

エクシーズ・効果モンスター
ランク9/地属性/機械族/攻3100/守2100
レベル9モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を任意の数だけ取り除き、
その数だけフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの機械族リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。

「無限起動」のランク9。
素材を取り除いた数だけフィールドのカードを破壊する効果と、「無限起動」Xの共通効果を持っています。
盤面を荒らす汎用ランク9といえば《幻子力空母エンタープラズニル》が存在します。
こちらは盤面にしか干渉出来ませんが、除去できる枚数や、自分フィールドのカードを破壊できる点、除去以外の効果を持っている点ではこちらが優っています。
ランクアップで出せれば更に破壊する枚数を増やすこともできますね。


-《無限起動ゴライアス》

リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右下】
リンクモンスター以外の「無限起動」モンスター1体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
(2):このカードを素材として持っている、
元々の種族が機械族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードは効果では破壊されない。

「無限起動」のリンク1。
召喚条件はリンクでない「無限起動」1体で、場から墓地へ送られるとX素材にできる効果と、自身をX素材としている機械族Xに効果破壊耐性を付与する効果を持っています。
「無限起動」Xモンスターを素材にリンク召喚し、「無限起動」Xモンスターの共通効果で自身をリリースしてXモンスターを蘇生、自身をX素材にする、という流れが基本的な使い方でしょう。
ランクアップしても耐性を保持できるので、基本的に「無限起動」Xモンスターは効果破壊耐性持ちという認識で良さそうです。


-《無限起動要塞メガトンゲイル》

リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/機械族/攻4000
【リンクマーカー:右/左下/右下】
Xモンスター3体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
このカード及びXモンスター以外のモンスターの効果を受けず、
Xモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):自分の墓地のXモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その墓地のXモンスターを特殊召喚し、その相手のカードを下に重ねてX素材とする。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

「無限起動」のリンク3。
豪快にXモンスター3体を素材としてリンク召喚される攻撃力4000のデカブツ。
Xモンスター以外のモンスターに対する効果耐性と戦闘破壊耐性、自分の墓地からXモンスターを蘇生しつつ相手フィールドのカード1枚をX素材にしてしまう効果を持っています。
ターン中、戦闘ダメージが半減してしまうデメリットこそありますが、モンスターを受けずに蘇生と除去をやってのけるのはとても強いですね。
《星神器デミウルギア》の3500を超えてリンクモンスター最高打点の座を獲得してるだけのことはあります。


-超接地展開アウトリガー・エクスパンド

永続魔法
(1):自分フィールドの機械族Xモンスターは相手の効果の対象にならない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「無限起動」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターよりランクが2つ高い機械族Xモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族・地属性モンスターしか特殊召喚できない。

「無限起動」版「RUM」とでも言うべき永続魔法
機械族Xモンスターに対象耐性を付与する効果と、「無限起動」Xモンスターを素材にランクが2つ上の機械族XモンスターをX召喚する効果を持っています。
X召喚する先は「無限起動」で無くても良いので、《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》とか《CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラーといった「CNo」や、超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》《幻子力空母エンタープラズニル》といった奇数ランクの機械族もX召喚することもできます。
この効果によるX召喚後は、機械族・地属性しか特殊召喚できなくなるので、《幻獣機ドラゴサック》《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》とはアンチシナジーですね。

《No.6 先史遺産アトランタル》を吸収した《無限起動リヴァーストーム》を素材に《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》をX召喚して効果を使う友情コンボとかしてみたいなぁ。
【先史遺産】強化はよ。


-超信地旋回スピン・ターン

通常罠
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの攻撃表示の機械族・地属性Xモンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの表示形式を変更し、その相手モンスターを破壊する。
●自分フィールドの守備表示の機械族・地属性Xモンスター1体と相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その自分のモンスターの表示形式を変更し、その相手の魔法・罠カードを破壊する。

機械族・地属性Xモンスターを、攻撃表示から守備表示に変えて相手モンスター1体を破壊するか、守備表示から攻撃表示に変えて相手フィールドの魔法・罠1枚を破壊する通常罠
攻撃表示のXモンスター守備表示のXモンスターを用意しないと、狙ってる効果がすぐにバレる効果ですね。
同じくフィールドを荒らす《掃射特攻》の方が使いやすそうではあります。素材を無駄に吐かなくていいのがこちらの利点ですね。
ターン1がついてないので、1ターンに複数枚使って重機をグルングルン回したい。


ウィッチクラフト」編に続きます。