【EDHデッキ紹介】《黄金夜の刃、ギセラ》
こんにちは、迫真EDH部のヨグルティです。
今回は私の持っているデッキの片方、《黄金夜の刃、ギセラ》について紹介していきたいと思います。
○統率者の特徴
唱えるのには7マナもかかってしまうものの、戦場にいる間は敵が受けるダメージは倍に、自分が受けるダメージは半分にするという、重さにふさわしい制圧力を持った大型クリーチャーです。
敵に与えるダメージが倍になるので、実質的なパワーは10。これに先制攻撃がついているので、ぶつかり合いではまず負けません。逆にこちらが受けるダメージは半分になるので、9点のダメージを受けても耐えることができます。
もちろんあなたのコントロールする他のクリーチャーやあなた自身もパワーアップを受けますし、敵同士がケンカすれば双方倍のダメージを受けることになるので、この影響力は計り知れません。
ちょっと実践的な例を挙げると、たとえば「1点のダメージを与える」系の能力がループコンボによって無限ダメージと化すのはEDHではよくあることですが、ギセラの能力は受けるダメージの半分を切り上げた値を軽減するので、1の半分の0.5を切り上げた値、すなわち1点をまるごと軽減してしまいます。
ギセラが倒れないかぎり、たとえ無限にコンボを積み上げられてもあなたのライフは微動だにしないのです。
このカードは勝ち手段がとても明確であり、「攻撃してライフを0にする」以外にあまり難しいことを考える必要がありません。出しておくだけで攻めが簡単になり、同時に守ってもくれるので、初心者にオススメの統率者だと言えるでしょう。
○相性のいいカード
ギセラで勝利するために一番わかりやすい方法は、「統率者ダメージによる勝利」を目指すことです。
「同一の統率者で21点以上のダメージを与えると、そのプレイヤーを残りライフに関係なく敗北せしめる」というルールがあるので、一発の攻撃で10点をたたき出すギセラなら、3回殴るだけでプレイヤーを一人沈めることができるわけです。
しかし、統率者戦は3人以上で遊ぶゲーム。3回殴るというのは簡単なようで、意外に時間がかかります。どうせならもっと素早く倒したいですよね。たとえば……
「感染」という能力をもって戦闘すると、通常の戦闘ダメージの代わりに相手に毒カウンターを与えます。毒カウンターは10個得てしまうと負けになる、とても危険な代物なのですが、ギセラがこの装備品をつけて殴ってくると、パワー5に外骨格の効果で+2の合計7、それが倍になって14点、つまり毒カウンターを一気に14個もぶつけられてしまいます。当然、即死です。
また、ギセラの攻撃力を1でも大きくしてやれば、2回の戦闘でプレイヤーを一人葬ることができるので、純粋にパワーが大きく上がる装備品も有効です。たとえばこれ。
パワーに+4修正。ずいぶん派手な攻撃性能ですが、この装備品の強さはそこだけではありません。
赤白の2マナを支払い装備された状態から外すことで、なんとデッキの中にある4マナ以下のインスタント呪文をどれでも一枚タダで唱えることができるのです。
そして白のインスタント呪文は「軽い」「強い」「万能」の三拍子そろったカード群です。
このハンマーさえ装備していれば、どんな状況にもこれ一枚で対応できるでしょう。
他にも火力向上のために、いろんな装備品を入れておくと良さそうです。なにせ100枚デッキで、しかも一種類につき1枚制限ですから、種類を増やしておくに越したことはありません。
さて、そうなると当然、これらの装備品をデッキから持ってくることのできる連中も欲しいですよね。
また、ギセラを出すために序盤はマナ源を用意していくわけですが、漫然と土地を置いていくだけでは7マナに到達するまでに時間がかかりすぎてしまいます。
なので、このデッキではマナを生み出すアーティファクト、通称「マナファクト」を大量に積んで、使えるマナの量を加速度的に増やしていきます。
だんだんとデッキの方針が見えてきましたね。
ついでに他の単体でギセラと相性がよさそうなカードも見ておきましょう。
ライフを一瞬で半分にするシャーマン。
ギセラと一緒に使うと、相手はライフの半分の倍、つまりライフと同じ量のダメージを受けて即死。しかもすべてのプレイヤーにダメージが入るので、相手が何人いようがこれさえ決まれば全滅させられます。逆に自分は半分のさらに半分、4分の1しか食らわないので、自分一人だけ生き残ることができます。
気をつけなければならないのは、ライフが奇数の相手は1点だけライフが残ってしまうことです。でもまあ残り1点ならなんとかなるよね?
シンプルイズベスト。
ギセラで殴れば20点ダメージ20点回復。パワーが1でも上がっていればワンパン。プレイヤーを一人始末しつつ、大量回復で反撃を耐える、なんとも雑な強さです。
火力の鬼。
毎ターン3点の火力を飛ばせるので、システムクリーチャーの多くを無力化することができます。伸びたマナから4ターン目くらいに出てくると周囲から目の敵にされること請け合いですが、ギセラがいればさらに凶悪な6点砲台に。同等のサイズの大型クリーチャーですら焼き尽くす様は必見です。
ギセラがライフを攻め、タイタンが盤面を攻める。理想の組み合わせですね。
ギセラとの相性が特別いい、というわけではありませんが、赤を使うEDHならば必須の一枚。
初期ライフが40もあるこのゲームでは、3点の支払いなど微々たるもの。赤マナの生成なら俺に任せな!
他にも、マナを伸ばすことを重視した動きが多いこのデッキでは、重くて強いドラゴンや天使や巨人などがバンバン入ります。派手なクリーチャーでごりごり攻めたい!という方にオススメのデッキタイプです。
次回は、私の持っているもう一つの統率者デッキ、《スリヴァーの首領》を取り上げていきたいと思います。
それでは。
今回は私の持っているデッキの片方、《黄金夜の刃、ギセラ》について紹介していきたいと思います。
○統率者の特徴
唱えるのには7マナもかかってしまうものの、戦場にいる間は敵が受けるダメージは倍に、自分が受けるダメージは半分にするという、重さにふさわしい制圧力を持った大型クリーチャーです。
敵に与えるダメージが倍になるので、実質的なパワーは10。これに先制攻撃がついているので、ぶつかり合いではまず負けません。逆にこちらが受けるダメージは半分になるので、9点のダメージを受けても耐えることができます。
もちろんあなたのコントロールする他のクリーチャーやあなた自身もパワーアップを受けますし、敵同士がケンカすれば双方倍のダメージを受けることになるので、この影響力は計り知れません。
ちょっと実践的な例を挙げると、たとえば「1点のダメージを与える」系の能力がループコンボによって無限ダメージと化すのはEDHではよくあることですが、ギセラの能力は受けるダメージの半分を切り上げた値を軽減するので、1の半分の0.5を切り上げた値、すなわち1点をまるごと軽減してしまいます。
ギセラが倒れないかぎり、たとえ無限にコンボを積み上げられてもあなたのライフは微動だにしないのです。
このカードは勝ち手段がとても明確であり、「攻撃してライフを0にする」以外にあまり難しいことを考える必要がありません。出しておくだけで攻めが簡単になり、同時に守ってもくれるので、初心者にオススメの統率者だと言えるでしょう。
○相性のいいカード
ギセラで勝利するために一番わかりやすい方法は、「統率者ダメージによる勝利」を目指すことです。
「同一の統率者で21点以上のダメージを与えると、そのプレイヤーを残りライフに関係なく敗北せしめる」というルールがあるので、一発の攻撃で10点をたたき出すギセラなら、3回殴るだけでプレイヤーを一人沈めることができるわけです。
しかし、統率者戦は3人以上で遊ぶゲーム。3回殴るというのは簡単なようで、意外に時間がかかります。どうせならもっと素早く倒したいですよね。たとえば……
「感染」という能力をもって戦闘すると、通常の戦闘ダメージの代わりに相手に毒カウンターを与えます。毒カウンターは10個得てしまうと負けになる、とても危険な代物なのですが、ギセラがこの装備品をつけて殴ってくると、パワー5に外骨格の効果で+2の合計7、それが倍になって14点、つまり毒カウンターを一気に14個もぶつけられてしまいます。当然、即死です。
また、ギセラの攻撃力を1でも大きくしてやれば、2回の戦闘でプレイヤーを一人葬ることができるので、純粋にパワーが大きく上がる装備品も有効です。たとえばこれ。
パワーに+4修正。ずいぶん派手な攻撃性能ですが、この装備品の強さはそこだけではありません。
赤白の2マナを支払い装備された状態から外すことで、なんとデッキの中にある4マナ以下のインスタント呪文をどれでも一枚タダで唱えることができるのです。
そして白のインスタント呪文は「軽い」「強い」「万能」の三拍子そろったカード群です。
このハンマーさえ装備していれば、どんな状況にもこれ一枚で対応できるでしょう。
他にも火力向上のために、いろんな装備品を入れておくと良さそうです。なにせ100枚デッキで、しかも一種類につき1枚制限ですから、種類を増やしておくに越したことはありません。
さて、そうなると当然、これらの装備品をデッキから持ってくることのできる連中も欲しいですよね。
また、ギセラを出すために序盤はマナ源を用意していくわけですが、漫然と土地を置いていくだけでは7マナに到達するまでに時間がかかりすぎてしまいます。
なので、このデッキではマナを生み出すアーティファクト、通称「マナファクト」を大量に積んで、使えるマナの量を加速度的に増やしていきます。
だんだんとデッキの方針が見えてきましたね。
ついでに他の単体でギセラと相性がよさそうなカードも見ておきましょう。
ライフを一瞬で半分にするシャーマン。
ギセラと一緒に使うと、相手はライフの半分の倍、つまりライフと同じ量のダメージを受けて即死。しかもすべてのプレイヤーにダメージが入るので、相手が何人いようがこれさえ決まれば全滅させられます。逆に自分は半分のさらに半分、4分の1しか食らわないので、自分一人だけ生き残ることができます。
気をつけなければならないのは、ライフが奇数の相手は1点だけライフが残ってしまうことです。でもまあ残り1点ならなんとかなるよね?
シンプルイズベスト。
ギセラで殴れば20点ダメージ20点回復。パワーが1でも上がっていればワンパン。プレイヤーを一人始末しつつ、大量回復で反撃を耐える、なんとも雑な強さです。
火力の鬼。
毎ターン3点の火力を飛ばせるので、システムクリーチャーの多くを無力化することができます。伸びたマナから4ターン目くらいに出てくると周囲から目の敵にされること請け合いですが、ギセラがいればさらに凶悪な6点砲台に。同等のサイズの大型クリーチャーですら焼き尽くす様は必見です。
ギセラがライフを攻め、タイタンが盤面を攻める。理想の組み合わせですね。
ギセラとの相性が特別いい、というわけではありませんが、赤を使うEDHならば必須の一枚。
初期ライフが40もあるこのゲームでは、3点の支払いなど微々たるもの。赤マナの生成なら俺に任せな!
他にも、マナを伸ばすことを重視した動きが多いこのデッキでは、重くて強いドラゴンや天使や巨人などがバンバン入ります。派手なクリーチャーでごりごり攻めたい!という方にオススメのデッキタイプです。
次回は、私の持っているもう一つの統率者デッキ、《スリヴァーの首領》を取り上げていきたいと思います。
それでは。