FoW、はじめました

お久しぶりです、トーマスです


今回は最近ひそかにプレイしているカードゲームの紹介をします
FoW(フォースオブウィル)というカードゲームです。

フォースオブウィルと聞くとMTGのカードを思い浮かべる方が多いと思いますがそれとは別物です
force_of_will
似て非なる存在

僕自身このゲームを始めたばかりなので詳しいことはよくわからないのですが、当初日本で創始されたものの人気が出ずにサービス終了、しかし海外でとても人気が出たために日本に逆輸入され復活、という珍しい経緯を持っているカードゲーム・・・だそうです。(間違えていたらスイマセン!)


最近始めたばかりなのですが、独自のシステムがとても奥深く、一気にハマってしまいました。
しかしシングルカード等を取り扱っているお店はいまだに数少ないのが現状・・・
この記事を読んで、少しでもFoWについて興味を持ってもらえたら嬉しいかぎりです!



ルールの似ているMTGと比較しながら書いていきます。
こちらの公式サイト等もチェックするとよりわかりやすいかと思われます。

FoWは、デュエル・マスターズ、あるいはマジック・ザ・ギャザリング系統のゲームで、いわゆる「マナを貯めて、その貯めたマナを使ってカードをプレイする」というものです。

遊ぶために必要なものは、メインデッキ魔石デッキルーラーの三種類です。それぞれについても、簡単に説明します。

メインデッキ
40枚以上のカードから構成されます。リゾネイター・カード、詠唱・カード、アディション・カード等の種類があり、リゾネイターはいわゆるクリーチャー、詠唱はインスタントまたはソーサリー、アディションはエンチャントのようなものです。MTGと同じく様々なキーワード能力がありとっつきにくさを感じるかもしれませんが、直感的に覚えられるものが大半のため思ったよりは複雑でない印象です。
守護の王剣 ゼロ
リゾネイター・カード。MTGと同じくパワーとタフネスが存在します。『瞬動』というのは、どんなタイミングでもマナを払えばこのカードを唱えられますよ、という能力。

永劫回帰
魔法のお菓子
詠唱・カード。『瞬動』付きのカードはインスタントのように唱えられます。≪魔法のお菓子≫のように、効果のところにキーワード能力を説明してくれている親切なカードもあります

水の星
フィースシングの眼鏡
アディション・カード。『封印』とは、自分の場に後述の魔石カードが指定された枚数以上置かれていた場合に追加で得られる能力を指します。また、≪フィースシングの眼鏡≫のように、リゾネイターに装備して効果が発動するものもあります。

魔石デッキ
10枚ピッタリで構成される、MTGでいうところの「土地・カード」の束です。後述のルーラー・カードをレスト(横向きに倒す)ことで1ターンに1枚魔石デッキの上から自分の場に設置でき、ここからMTGの「マナ」に相当する「ウィル」を生み出します。
僕やRavine会長である奥さんがこのゲームをプレイしてとても衝撃を受けたのは「メインデッキと魔石デッキがわかれている」ことです。
これによってMTGでよく起こりがちな「土地事故」がなくなるため、ゲームを遊ぶ際の思うようにいかないストレスがかなり軽減される気がします。
しかし「色事故」は避けることのできない問題であり、FoWにおいても複数のマナが出る「特殊魔石」といったカードが存在します。

暗深の魔石
デメリットなしで2色マナが出る。いわゆるデュアラン。読みも「あんしんのませき」となっており、どことなく「underground sea」、通称アンシーと似ている(激寒)
FoWのすごいところはこのデュアランがパック剥いたら普通に出てくるところ。ビビる。

古代の魔石
こちらは特定のカードをルーラーに指定していない限り、ライフを払わないとレスト状態(すぐにはウィルが出せない状態。魔石をレストすることでウィルは生み出される)で出るカード。
しかしライフを払えばとりあえず普通に使えるので、MTGで例えるならショックランドが近い?
このタイプの魔石は、たいていの場合指定ルーラーとシナジーのある追加効果を持っている気がします。


ルーラー
FoW最大の特徴と言ってもいいカードです。MTGで例えると統率者カードが近い?ですが、統率者のように統率者自身のカラーのカードしかデッキに入れられない、というようなことはありません。
それではさっそく見ていきましょう。

ヴァランティーヌ表
ゲーム開始時には、このルーラーを提示してゲームを始めることになります。
『後抗』という能力は、先手後手の不利を解消するシステムで、後攻となった場合に使いきりのウィルが出るコインを持ってゲームを始められます。これはハースストーンを想像するとわかりやすいかもしれません。

さらに、ルーラーはゲームを有利に進めるための能力を所持しています。
このヴァランティーヌは、青と黒の詠唱を唱えるとボーナスとして盤面のリゾネイターに干渉することができます。青や黒の詠唱が多いデッキで使われることになるルーラーです。

そして、一番上の『ジャッジメント』という能力。これは基本的にはゲーム中一度しか使うことができません。
これを使うと・・・

ヴァランティーヌ裏
こうなります。ルーラーカードは両面カードだったのです!!(例外もあり)

ジャッジメントしたルーラーは「Jルーラー」となり、自身も攻撃に参加できるようになります。また、能力もルーラー面を強化させたような性能となります。
この状態のデメリットとして、詠唱などによる除去を受けるようになってしまうという点があります。そうなった場合、ひっくり返してルーラー面に戻りますが、そのゲーム中にもう一度ジャッジメントすることができなくなってしまいます。
また、ジャッジメントするターンは魔石を場に出すことができないので、ただ強システムというわけではない気がしますね。

フルート裏
追記:フルートのように、自身の能力でルーラー面に戻れるJルーラーは、再度ジャッジメントすることができるようです。

おわりに
今回はカードの種類についてざっくり説明をしました。
次回にはターンの進め方や、バトルフェイズの説明をしようと思います。
現在Ravineでは、僕と会長の奥さんがFoWを遊んでいます。
興味を持った方、是非一緒に遊びましょう!!(仲間が欲しい)

ちょっと前に最新弾の「新世界童話 リ・アース」も発売したばかりなので是非!!(ダイレクトマーケティング)
リ・アース