【遊戯王】【デッキ紹介】新制限対応サンドラガンドラ
2か月くらいご無沙汰しておりました、ドラグナーです。
ゼノンザードのβテストで最強AIを轢いてきたり、《シフル》と《ハイドランダー》と《デミウルギア》と《ドリアード》を従えて遊ぶデッキを組んだり、デッキを組んだその1カ月後にデッキのキーパーツの規制が発表されたりしてましたが、僕は元気です。
さて、今回紹介するデッキは、その改訂で思いっきり弱体化させられた【サンダー・ドラゴン+ガンドラ+ダ・イーザ】デッキを、新制限に対応した形で紹介しようと思います。
…もろに規制が直撃したんですよね(´;ω;`)
デッキレシピと構築方針
効果テキスト等詳細はコチラ
構築方針といっても、大したことありません。
1、カードをいっぱい除外する
2、負けない
3、ATK5桁で殴る!!
これだけで勝てます。
ホントに打点が5桁行くので、デュエマのクリーチャーとも対等に戦えます。
なんなら《ボルシャック・ドギラゴン》にパワー勝負で勝てます
各カード採用理由
上述の構築方針に則ったカードで構成されているので、説明することはあまりありません。
・メインフィニッシャー
-《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》
-《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》
-《トポロジック・ゼロヴォロス》
除外されてるカードの枚数に応じて攻撃力が上昇するモンスター達です。
このデッキだと、決着する時には30~40枚は除外されているはずなので、当たり前のように1万くらいの打点で殴りかかります。
自分のカードしか参照しないものと、お互いの除外されているカードの枚数を参照するものが混在しているので、そこだけは注意しましょう。
…こいつらが殴ってる時には、相手の除外の枚数は関係なかったりしますけどね(笑)
・除外要員
-《機巧蛇-叢雲遠呂智》
-《妖精伝姫-シラユキ》
-《孤高除獣》
-《ネクロフェイス》
-《百万喰らいのグラットン》
-《闇の誘惑》
-《隣の芝刈り》
-《強欲で貪欲な壺》
-《強欲で金満な壺》
-《封印の黄金櫃》
-《左腕の代償》
メインフィニッシャーを生かすために、カードを大量に除外するカードを採用しています。
《妖精伝姫-シラユキ》の、同一チェーン上で複数回自己再生する効果を発動できる点がとても重要で、《隣の芝刈り》で《妖精伝姫-シラユキ》を落とすだけで、21枚ものカードを除外してくれるようになります。
《封印の黄金櫃》や《左腕の代償》は、《ネクロフェイス》を誘発させる以外にも、後述の「サンダー・ドラゴン」達を除外してデッキを回すサポートとして使ったりもします。
《隣の芝刈り》は、専ら《妖精伝姫-シラユキ》とのコンボ用に採用しているので、ここでは除外サポートとしておきます。打てなくても全く問題ありません。
・ドローソース
※除外要員で紹介しているものを除く
-《トレード・イン》
-《手札抹殺》
デッキの回転を早めて必要なカードを引き込む他、墓地にカードを送りこむ役割もあります。
このデッキには、《トレード・イン》と《闇の誘惑》の両方に対応しているカードが4種類計12枚採用してあるので、ドロソが腐ることは殆どありません。
・防御(妨害)要員
-「サンダー・ドラゴン」カード
-《灰流うらら》
-《魂吸収》
カードを除外している間に負けてしまわないように採用されたカード達です。
先攻ならとりあえず《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を出してターンを終えましょう。
《灰流うらら》は、単なる手札誘発としての活躍以外に、《孤高除獣》で《ネクロフェイス》を除外するコストにもなります。
《魂吸収》はとても強力なカードです。
冒頭でも述べた通り、このデッキは30枚は除外するデッキなので、初動から《魂吸収》が1枚置いてあるとすれば、15000LPも回復できます。
実質的に残機が2つ増えます。
単純に中盤で置いといて《百万喰らいのグラットン》でEXを全除外しつつ出すだけでも、7000LPくらい回復できるので、十分に強力です。
実質負けても自分だけもう1回デュエルに参加できる訳ですから。
というか《強欲で貪欲な壺》を発動するだけで5000LPも回復できるのは訳が分からないですw
EXデッキは、上で挙げたカード以外は適当なので、変えてしまっても大丈夫です。
回し方
基本的には構築方針に則って、カードをいっぱい除外して、5桁で殴るだけなのですが、毎回やっておきたい事や気に留めておきたい事がいくつかあるので、それを紹介します。
1、相手にターンを渡す前に《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を出しておく。
返しのターンで負けないように、相手の行動を縛るのが目的です。
《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》の効果で「サンダー・ドラゴン」モンスターを墓地や除外からssすれば、それだけで《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を呼び出す準備が整います。
2、《強欲で金満な壺》を打たない決断
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が制限入りしたことで、《強欲で金満な壺》のコストで除外されてEXデッキに残らない確率が上がりました。
そのため、まだEXデッキに《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が残っているなら、《強欲で金満な壺》を打たずに次のターンにまわすこともあります。
それ以外にも、《強欲で金満な壺》に付随する、これ以降ドローできなくなるデメリットを避ける為に発動しないこともあります。
3、1枚の《妖精伝姫-シラユキ》 を同一チェーン上で連打する
《妖精伝姫-シラユキ》の1の効果は、墓地で複数回発動できるので、これにより墓地を空っぽにする勢いでカードを除外することができます。
4、相手の妨害札を「サンダー・ドラゴン」カードの囮に使わせる
《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》等の効果無効札は《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》や《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》の天敵です。
これらでフィニッシュしようとするまでに、妨害札を使いきらせておくのが理想的です。
かといって《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を囮にしてワンキルされては元も子もないので、予め《魂吸収》で大量のLPを確保したり、《妖精伝姫-シラユキ》を墓地に置いたりしておきたいですね。
おまけ
改訂前には、
《雷劫龍-サンダー・ドラゴン》×1
《破壊竜ガンドラ》×1
《灰流うらら》×2
《妖精伝姫-シラユキ》×1
《トポロジック・ゼロヴォロス》×3
が、
《破滅竜ガンドラX》×3
《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》×2
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》×2
《常夏のカミナリサマー》×1
でした。
《強欲で金満な壺》が、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が制限入りしたにも関わらず採用されてたり、《灰流うらら》が雑に突っ込まれてたりするのは、その名残です。
それと、今回の改訂で《破滅竜ガンドラX》が禁止になりましたが、《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》はまだまだ問題なく戦えます。
相手の墓地を除外できなくなって最大打点は下がってしまいましたが、それでも十分ワンパンで相手を沈められる程の攻撃力を誇っています。
《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》の制限入りに関しても、《雷電龍-サンダー・ドラゴン》から簡単にサーチできて、《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》で使いまわせるので、それほど辛くはありません。
カジュアルに遊ぶ分でも、まだ強すぎるくらいの力はあると思っています。
数ある【除外ビートダウン】デッキの中でも、特に打点に拘ったデッキです。
是非、そのパワーに酔いしれてみてください。